今夜はパエリアにしよ

ママだって自分らしく生きていたい

0歳児の子連れママが転職を成功させたポイントまとめ

お題「#おうち時間

延々と転職活動していたのが、ようやく落ち着きました、、そうです、

先日、無事転職が成功しました!

 

20社以上落ち続けたんですが、何とか理想的な職場に落ち着きました…

同じく小さいお子さんがいらっしゃることで転職に苦労している方の参考になればと思い、私の経験談と一緒に今回良かったポイント・改善した方がよかったポイントをまとめました。

 

  • ジョブチェンジしたい
  • 業界チェンジしたい
  • 小さな子供がいる
  • 転職活動をする時間がない

この条件にあてはまる人がいたら、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

私が転職に至った経緯

簡単に言うと、復帰後に元の部署と違う部署になりました。元の部署の職種で20代のうちに専門性を高めたいと思っていたので、今回転職を決意しました。

 

▼詳細は下記に

milveranos.hatenablog.com

 

 

転職マインドを身に着ける

私はこれ、転職が終わってから本棚にあるのを見つけて呼んだんですが、転職前に読んでおけばよかった…

 

結果私は良い転職ができたんだけど、そのために転職エージェントやキャリアカウンセリングと話して悩んでいたことがこの本に全部書いてあった。

特に、専門性を身に着けたい、大手から転職をしようか迷っている人、転職をしたことがない人にはおすすめです。

 

転職をすべき人は?どういう企業に行けばいいのか?給料の良い成熟大手と、給料は安いがこれから伸びそうなマーケットの企業どちらを選べばいいのか?その理由は?良いエージェントとは?

など、本当に良い視点、、転職希望者だけでなく、人材業界で働く人にもおすすめです。

 

転職成功の定義を決める

まずは今回の転職の目的と順位を考える

なぜ転職するのか?何が手に入れば成功なのか?をしっかりと考えます。将来的にやりたいことは何か、そのために今何が必要なのか、だから転職するという視点です。

いわゆる転職のきっかけと志望理由です。当たり前ですがこれはどの面接でも聞かれました。

 

私の場合キャリアのゴールを考えると、まず最初は下記のとおり。

  1. 子育てしやすい企業で仕事も両立させること(可能ならフルタイム残業無し)
  2. 希望の業種 (ほぼ未経験~経験浅)
  3. 希望の業界 (未経験)
  4. 勤務地 

  5. 企業規模小さめで裁量が持てて、これから伸びそうなところ

 

この作業、侮るなかれ。転職を進めるうちに、どんどん迷いが生じてきて優先順位がぶれてくる。でも、自分が何のために転職をしたいんだっけ、という点はしっかりと押さえておかなければ、結果後悔することになりそう。

私は自身のスキルアップ、これから伸びるだろう業界での実績が欲しい、そして何より子育てへの理解もありつつバリバリ働ける環境が良かった。

 

これを組み合わせると

【未経験職種×未経験業界×子連れ(残業制限・突発休あり)×スタートアップ(本来は経験者にバリバリ働いてほしい)】

というかなり難しい条件でのスタート。難しいのはわかっていたんです。でも、やってみなければ分からない!という謎の行動力を発揮してしまいました。

 

はい、落ちまくりました。(当然)

いけると思ってたのが不思議。企業の需要と自分の供給が全くかみ合っていない状態ですもんね。。

 

では、そういう人は反省をして。

企業はどういう人を欲しがるか?を見据えたうえで再考

現実的な条件で考えられている人は、この段落は必要ないと思います。

 

そもそも企業は、長く活躍してくれる人材が欲しい

若手が欲しい企業も即戦力が欲しい企業も、根本は一緒。

かつ、中途に期待することは一つ。即戦力、もしくは近しい経験をしていることから読み取れるポテンシャル採用。

 

どこを緩和すればいいでしょうか?給料?勤務時間?通勤時間?

 

私の場合は明確です。完全未経験の中途を雇うメリットはない…!

(人手が足りないからとにかく人が欲しい!誰でも良い!中途で30前の未経験でもいいよ!という企業はつまり…?)

 

①未経験業種の緩和

まず、完全未経験は私の条件(残業難しい、突発休あり、もうすぐ30歳)では難しい。

そこで完全未経験ではなく、キャリアのゴールを考えたときに自分の経験で活かせるところを中心に希望することに。

 

②未経験業界の緩和

行きたい未経験の業界のうち、自分の出身業界をクライアントにしている企業を希望することに。

 

①の緩和をするだけで、かなり選択の幅が広がりました。

すると(たまたま)私の経験業種から始め、徐々にいろいろ任せてくれる、かつ自分の出身業界がクライアントという求人を発見。(結果そこに決まりました。)

 

応募企業は絞る

普通の転職活動と大きく違うところは、子供がいるため十分な時間が取れないということ。

 

今回は保育園も休園になり、夜もまだまだ起きる時期なので毎晩子供が寝た後の1~2時間が限界…

web面談とはいえ、その面接中は在宅勤務中の旦那にお世話を頼むしかない。

とりあえず応募して通ったら面談してみよう、ができる状態ではありませんでした。

 

このコロナの特別な状況を除いても、ママは集中できる時間が取れないのが常ですよね…

そこで、少数の希望度の高い企業に対してしっかり対策をして挑むこと。これが確実に近道になります。

 

受けたい企業の情報収集は徹底的に

今は企業サイトや著書だけではなく、noteやSNSなどもあります。

多様なテイストの情報源を見ていると自然と気になるポイントが出てくるので、意外と苦戦する”良い”逆質問が思い浮かびますし、多岐にわたるルートからの情報を見ているということ自体が企業に興味があることのアピールにもなります。

 

実際にそこで働いている人につてがあればいいし、同業他社で働く人からその企業の話を聞いたりするのも深い話が聞けて良かったです。

 

志望動機は作りこむ

先ほどのポイントを整理して、

①自分のキャリアを見据え、やりたいことが叶えられる=長期的に就業してくれそう

②自分がやってきたことを踏まえ、活躍できそうなポイントがある=活躍してくれそう

というアピールに落とし込みます。

職務経歴書も、上記をアピールできるように企業ごとに編集できるとベスト(私はほとんどできなかった…)

 

また、福利厚生を志望動機にするのは絶対NG。良い福利厚生は良い人に快適に働いてもらうためであって、それ目当てにくる人はフリーライダーと思われてもしょうがない。

顔がいいから結婚したい、と言われているようなもんですよ…言われたことないけど。

 

エージェントをたくさん利用する

エージェント使うのは情弱。直接応募の方が企業側もフィーが発生しないし絶対良いはず。とずっと思っていましたが、エージェントを通したほうがいいユーザーもいるなと思いました。

私は結局10人以上のエージェントと話しました。最初はこんなに話す予定はなかったんですが、希望条件を言うと大半のエージェントがフェードアウトしていったので結果的にこんな人数に。。(まあ私が営業担当でも、こんな希望条件のやつは対応したくないから気持ちはわかる。)

 

ただ正直、まだまだママに対するハードルは高いなと感じました。エージェントに入ってもらう利点を下記にまとめています。

 

色んな種類の求人を紹介してもらえる

ママ特化や女性特化、業界特化、大手に中小、個人事業主など、エージェントによって保有している案件は違いました。

その中でも、しっかり私の気持ちに向き合ってくれ、自分から希望条件を緩和するまで付き合ってくれたエージェントからの紹介求人で就業が決まりました。

私は結局、女性に特化したエージェントでした。やっぱり求人の情報も女性ならではの視点が入るので、かゆいところに手が届くような情報の網羅でした。

 

壁打ち相手になってもらう

自分のスキルと子連れを加味した市場感は正直見誤ってました。

やっぱり初めての状況でエージェントからの市況感についての意見はすごく大切でした。(意見を聞かずに1か月くらい落ち続けた人)

それから、たくさんのエージェントと話しているうちに、自分の中での動機や希望、将来のキャリアが明確に言語化されていきました。

面接対策もしつこいくらいにやることで、本番もしっかり話せるように。

ぶっちゃけ、最初のことに話したエージェントと最後の方に話したエージェントのフィードバック内容は全然違いました。

 

条件交渉をしてもらう

志望動機が福利厚生なのは絶対NGと書いたけど、ぶっちゃけママには非常に大事です。子どもと仕事と両立できるのか、本当に不安ですし、企業側もきっと不安。

「勤務時間、残業の可否、リモートワークやフレックス対応の有無。職場のパパママ比率。旦那の協力具合、親族などが近隣にいるか。保育園は決まっているか、送迎の時間はどうか。」

それからもちろんお給料。普通の転職と比べて、確認・交渉しなければいけないことがたくさんあります。

 

そういう点を積極的に聞くのは気遅れするけれど、エージェントを通して確認・交渉してもらえるだけで気持ちも楽になりますよね、、

 

もちろん交渉するだけでなく、確認する中でやる気のアピールも。「子どもがいるけど、できなかった仕事はリモート等で巻き返したい。リモートやフレックスなどの制度はあるか?なくても今後整える方針なのか?自分もそれを推進する手伝いができるか?」と、面接で自分の口からも伝えることで、仕事のやる気があること、出来上がった制度に乗っかるだけのつもりではないことをアピールし、企業からの信頼感も得られた気がします。

 

 

 

以上、私の転職活動のポイントでした。

ママの転職はポイントを絞って通常よりも賢く効率的に。

ここまで読んでくださった方は目下転職中でしょうか?成功をお祈りしております!